自分たちがカーボンニュートラル・SDGsを真剣に考えたとき、
住まいはどうあるべきか、その答えは一つのような気がします。
それらを考えた上で、先進技術とリンクすることによりさらにエネルギーを使わない、スマートな暮らしが実現できます。
太陽光は、水力や風力、地熱などと同様、自然界に常に存在し枯渇しない再生可能エネルギー(Renewable Energy)で、発電時には地球温暖化の原因となるCO2をほとんど発生させないクリーンなエネルギー。少しずつでもできることから始めようというご家族が増えてきています。ただ、太陽光パネルは後から付けようとしても屋根の面積、角度、方角によって、発電効率は全く異なるため、新築時に検討することを強くお勧めします。
太陽光発電は火力発電と比べると1kWhあたり約650gのCO2を減らすことが可能と言われています。1kWの太陽光発電システムの年間発電量は約1,000kWhと言われており、6kWの太陽光発電パネルなら年間発電量は6,000kWh前後。650g×6,000kWh=年間3,900kgものCO2を削減できます。これは1世帯平均CO2排出量の約75%を占めており、太陽光パネルを搭載するだけで、カーボンニュートラル・SDGs達成に大きく貢献できます。
太陽光パネルで発電した電力を住まいで使うことはもちろん、「蓄電池」や「電気自動車(EV)」、「プラグインハイブリッド車(PHEV)」のバッテリーを貯めることも可能。また、夜間には電気自動車から住まいで電力を使うことを可能にする「V2H」も少しずつ普及してきています。さらには、発電した電力をよりかしこく使用する「IoT(Internet of Things)」を新築時に搭載するお施主様も。次の世代を見据えた住まいづくりはもう始まっています。